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  1. 大田区議会 2015-10-28
    平成27年10月  地域・産業委員会−10月28日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成27年10月  地域・産業委員会−10月28日-01号平成27年10月  地域・産業委員会 平成27年10月28日                午後2時01分開会 ○勝亦 委員長 それでは、ただいまから、地域・産業委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者の説明を求めます。  それでは、はじめに、地域力推進部のほうからの所管事務報告をお願いします。 ◎柏原 地域力推進課長 私のほうから、所管事務報告、まず、資料番号19に基づきまして説明をさせていただきます。  平成26年度の指定管理者モニタリング調査結果でございます。  本調査は、大田区指定管理者モニタリングガイドラインに基づきまして実施しております。  地域力推進部だけではなくて、ほかのところもあると思いますけれども、地域力推進部対象施設は、5施設となっております。  大田区営アロマ地下駐車場は、タイムズ24株式会社タイムズサービス株式会社のグループ、大田区休養村とうぶは、株式会社信州東市振興公社、大田区立平和の森会館は、平和の森会館運営グループ区民活動支援施設大森は、特定非営利活動法人大森コラボレーション洗足区民センターは、アクティオ株式会社がそれぞれ指定管理で運営をしているところでございます。  指定期間評価実施日は、資料のとおりでございます。いずれも27年度に評価を実施したものでございます。  設置目的については、2にあるとおりでございますので、ごらんいただければと思います。  3のモニタリング実施方法でございます。このモニタリングは、通常時のモニタリング総合的モニタリングということで、2種類でやっています。これは、総合的モニタリングのほうは、3年目に指定期間中に1回、原則として3年目に通常のモニタリングに加えまして、利用者アンケート調査経営状況の評価等を行っておるものでございます。  通常時のモニタリングは、総合的モニタリングを実施しない間に、毎年、行っております。管理運営業務自己評価及び所管による備考確認等評価を行っております。  それと、大田区公認会計士監査団によります財務審査を行っております。  また、労働条件審査については、指定管理の3年目のところでやっております。  通常時のモニタリングは、アロマ地下駐車場、休養村とうぶ、平和の森会館が該当いたします。
     総合的モニタリングは、こらぼ大森と洗足区民センターということになっております。  指定管理者が、自己評価を区に報告いたしまして、施設所管課がその結果、事業実績報告書、現地による調査、ヒアリング結果等を参考にいたしまして、当該指定管理者事業内容を総合的に評価したところでございます。  結果についてでございます。詳細については、施設ごとに、指定管理者モニタリング結果のとおり作成しておりますが、指定管理者による自己評価はおおむね良好、施設所管課としてもおおむね良好と認めました。  ただ、2施設の4項目について、もう少し努力が必要との評価をしているものがございます。  3枚目をごらんください。休養村とうぶのモニタリング結果でございます。下段のほうの運営のところの真ん中のあたりでございます。三角の評価をしております。もう少し努力が必要というところでございます。こちらのほうは、施設の集客稼働率向上に向けた取り組み実施内容と実績がどうかということで、これについては、指定管理者のほうでも、バスツアーを実施したりとか、さまざまな実施事業等も行ってきているのでございますけれども、冬期間の稼働率向上に向けて、なかなか進まなかったというところがございます。大田区からも、遠距離であるということと冬の交通の関係、そういったものもあるかと思います。  また一つ、26年度は、大風呂の壁面の工事がございました。この大がかりな工事で、5か月間ほど、大風呂が使えなかったこともありまして、稼働率の向上がなかなか進まなかったと。  ただ、そういう状況があっても、もう少し努力をする必要があるのではないかということで、「もう少し努力が必要」という三角の評価をさせていただきました。  続いて、めくっていただきまして、7枚目にございます、区民活動支援施設大森、こらぼ大森でございます。ここで1点、追加をお願いいたします。2の利用者アンケート調査のところの(4)の回答者数というところが、ちょっと印刷漏れがございまして、174人ということで追記のほうをお願いいただければと思います。申しわけございませんでした。  それで、めくっていただきたいと思います。4の業務履行状況確認・評価のところでございます。職員への項目でございます。  挨拶、接客態度といった接遇面に関する職員の項目2か所と稼働率向上に向けた取り組みの項目、3点について、もう少し努力が必要の三角とさせていただきました。窓口等においては、まれにクレームが生じることもあります。来訪される皆様が気持ちよくご利用いただけるように、今後、窓口対応の改善に努めてまいります。  また、稼働率向上に向けた取り組みとしては、空き状況をわかりやすく情報提供するなど、それと、自主事業等を充実させていくことで、改善をやっていきたいと考えております。  それと、財務審査について、こちらの区民活動支援施設大森のみ、改善すべき点があるとの結果がございました。  本法人は、地域の方々を母体に構成され、正味財産が乏しいという状況があります。それと、収益がこの指定管理業務に依存している状況があると。こういったところが、指摘をされていたところでございます。今後は、施設の設置目的である豊かな地域社会形成に資するため、活動の活性化、財務状況及び施設運営のさらなる安定化に向けて、指導してまいるところでございます。 ○勝亦 委員長 続いて、観光・国際都市部。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 観光・国際都市部は5件ございますが、私のほうからは、1件、中国大連市訪問団の大田区来訪について(報告)でございます。  資料番号、観光・国際都市部の19番をごらんいただければと思っております。  こちらのほう、友好協力関係都市でございます中国大連市から副市長をはじめ、5名の方に来庁していただきました。  日時については、10月8日、木曜日、午前9時半から午後1時という形になっております。訪問人数は、先ほど申し上げた、副市長、体育局長をはじめ5名という形になっております。  今回、来ていただいた目的としては、大連市のほうも高齢化が進んでいるということ。あと、そういったことから、子どもから体育教育を強化したい、健康寿命を延ばしていきたいという思惑から、大田区のいろいろな施設を視察して、いろいろ見ていただいたというところでございます。  当日のスケジュールなのですが、まず、大田区総合体育館のほうに視察を入れていただきました。こちらのほうは、体育館はもちろんなのですが、指定管理者委託の方法について、いろいろご質問をしていただいたという状況でございます。  続きまして、東蒲小学校のほうに視察をしていただいて、当日は、運動会の種目である組体操の練習を見ていただいたほか、学校長のほうから、遊びを取り入れた児童の体力向上の取り組みパワーポイントを使って説明をしていただいて、こちらのほうも、活発に質疑・応答をしていただいたというところでございます。  その後、本庁のほうの大田区長の表敬訪問という形になっております。こちらのほうは、区長、副区長をはじめ、いろいろ話をした中で、スポーツ交流の更なる推進に関する覚書というのを、河野観光・国際都市部長と大連市の体育局長が署名をして、結んでいただいたと。  こちらのほうは、裏面のほうにもありますけれども、実際、実務を行う所管同士、今後、連携を強めていこうという形で署名をしていただいたものでございます。  その後は、次の訪問先に行っていただいたという状況でございます。 ◎武藤 文化振興担当課長 私のほうからは、資料番号20から、三つについてご報告をさせていただきたいと思います。  第1点目なのですけれども、国際都市おおたフェスティバルin「空の日」羽田の実施結果についてございます。こちらのほうは、平成27年10月3日、土曜日、午前10時から午後4時30分までということで、天空橋駅に隣接したエリアにて実施をいたしました。  開催目的といたしましては、戦略特区の中核である羽田空港において、「国際交流」「多文化共生」「区の魅力を国内外に発信する」ことにより、区民と国内外の人に国際都市おおたを体感してもらい、国際都市づくりへの理解を促進していくということで実施をさせていただきました。  来場者数としましては、今年度は、3万2,000人。昨年度が2万4,000人でしたので、約8,000人増という形になっております。  従事職員等でございますが、こちらのほうは、区職員のほうが60名、警備員等が46名、通訳ガイドボランティアが79名、国際都市おおた大使が6名、合計191名となっております。  出展団体につきましては、国内から45団体、また、8自治体。海外からは、18の大使館のほうが出展していただきまして、合計で71団体となっております。  来場者の声といたしましては、よかった点としましては、海外を感じられてよかった、異国の習慣が知れてよかった、子どもも楽しめていてよかったなど、さまざまな意見が挙がってきております。  また、改善点といたしましては、2日間やってほしい、店をもっと増やしてほしい、駐輪場が分かりづらかった。よかった点に比べて、ほかにも多くの改善点が、皆様のほうからアンケートとして挙がってきております。  続きまして、まとめでございます。こちらのほうは、別紙の「実施結果の検証とまとめ」をごらんいただければと思います。  今、ご説明させていただきました資料の裏に、当日の様子について、写真を掲載させていただいております。こちらもちょっと見ながら、「実施結果の検証とまとめ」の部分についてごらんいただければと思います。  こちらの1ページ目ですが、まず、最初のOTAウォーキングフェスタ、こちらのゴール地点が、空の日、今回のフェスティバルと同じ会場になることによって、来場者数の増加に貢献したという点。また、目的の中では、先ほども出展団体をご説明させていただきましたが、昨年度から、12団体の増加となっております。  今回、会場が広いということもございましたが、各店ともにぎわっていたというところが言えるのではないかと思います。  また、続きまして、多言語まち歩きツアーは、こちらのほうは、2回の実施で、合計47名の参加があり、この中の多くは、外国人の方でした。  また、水上バスですが、こちらのほうは、羽田空港の離発着する飛行機を真下で見られるということで、定員の160名が事前申し込みでいっぱいになっておりました。  続きまして、2ページ目をごらんいただけますでしょうか。こちらのほうになりますが、開催場所の羽田空港跡地の活用を広く周知するため、クールジャパンコーナーでは、羽田空港を擁する有用性と戦略性をアピールするとともに、今後の第1ゾーンの整備方針、新産業創造・発信拠点、HANEDAゲートウェイにつきましてパネル展示をさせていただきました。  また、改善点といたしましては、昨年度からの課題でありました、おおたふれあいフェスタとの差別化の部分でございますが、来場者のターゲットを外国人に広げていることで、羽田空港で行うことの意義、国内外との交流、国際都市おおたを来場者の方に体感していただけたのではと考えております。  また、今回のアンケートの結果からなのですけれども、全体の35%の方が、当日、区外から来訪した方ということで、全体の人数が3万2,000人ということにさせていただきましたので、大体1万人超の方が、当日、区外からいらっしゃったということが推測されるところでございます。  続きまして、3ページ目の下段のほうをごらんいただけますでしょうか。こちらのほうですが、オープニングセレモニーの前に、太鼓の演奏というのを9時半から行っていただきましたが、こちらのほうが、やはり始まりの時間が9時半ということで、観客の方が少なかったことと、また、オープニングセレモニーについて、観客が集まる前に始まってしまったので、そこの部分について、課題、反省とすべき点がございました。  また、ギネス記録に挑戦というところで、主催者として、進行管理ができていなかった部分についてでございますが、当日は、507名の方に参加をしていただきました。早い方ですと、14時半ごろから当日会場で立って待機をしていただきましたが、最終的に16時終了予定でしたが、16時半と、合計で2時間近くも皆さんを立たせてしまって、また、ギネスの記録に認定されないという不測の事態が生じてしまいました。  こちらのギネス記録に認定されなかった主な理由ですが、1点目といたしましては、お子さんが当日参加していた関係で、5分間、静止をするという条件がございましたが、その間にお子さんたちが、帽子を脱いでしまったこと。また、こちらの裏面の写真のほうを掲載をさせていただきましたが、ギネス記録挑戦というところで、こちらのほうで、ギネス記録の認定員の方が計測した際には、胴体部分に空間が空いていたということで、今回は、惜しくも認定からは漏れてしまいました。  数々の課題がありましたが、今回のアンケートの分析としましては、6ページ目をごらんいただけますでしょうか。当日は、早朝から晴天にも恵まれまして、昨年度を上回る来場者がございました。  会場の中ですが、印象に残ったコーナーは、前回は、50%の方が航空機の展示というのが、かなり来場して印象深かったというご意見でしたが、今回は、ワールドフードコートとステージの合計で52.5%と、今回、海外というものを来場した方に感じていただくことで、OTAふれあいフェスタとの違い、また、国際都市おおたの魅力を感じていただけたかと考えております。  また、広報関係でございますが、昨年度、事前周知の部分が不十分だったというところが反省点として挙げられておりました。今回は、9月上旬からフェイスブック、SNSなどのあらゆる手段を講じまして、こちらの「空の日」の広報PRをした関係で、満遍なくというか、いろいろな情報手段から来場していただけたというところが伺えます。  また、依然として、区報、ポスター、チラシが全体の57.7%と情報の入手先としては、大きなウエートを占めているというところが言えるというところでございます。  今回の効果といたしましては、「国際都市おおた」の部分につきまして、先ほども、区外からの来場者が1万人ということを申し上げましたが、「国際都市おおた」の部分を知らなかったということが、61%の方がございました。今回、イベントに参加していただいたということで、97%の方が、「国際都市おおた」の魅力を感じていただけたというご回答を得ております。  また、93.1%、これらの方が、「多文化共生国際交流」が「深まった」「より深まった」ということで、ご理解をいただけたというところでございます。  今回の開催目的でございます「国際都市おおた」「多文化共生国際交流」というところには、多くの人に理解をしていただけたかというところでございます。  また、重複になりますが、まとめといたしましては、前回の課題、反省点から、会場を変更いたしております。今回、足場の部分での場はクリアはできたのですけれども、昨年度、大使館、また、地方自治体をはじめ、多くの団体の方に参加していただいていたものとともに、また、ステージでは、今回、大田区観光PR特使であります「シクラメン」のライブ、そういった特徴的なパフォーマンスを取り入れることによって、多くの来場者に楽しんでいただけたのかと考えております。  また、今回、ギネス記録への挑戦、こういった部分につきましては、やはり主催者としての運営、進行管理が不十分だったこと、また、終了時間が延びてしまったこと、また、エンディングにつきましては、不明確になってしまったこと、数々の課題が残っております。  今後とも、さまざまな角度から事業の検証は行っていきますが、現時点で今回の事業を総括いたしまして、羽田空港の跡地を利用して「国際都市おおた」と「多文化共生国際交流」の理解は、十分深まったのではないかと考えております。  続きまして、資料番号21につきまして、ご説明させていただければと思います。  こちらのほうは、平成28年「川瀬巴水木版画カレンダーの作成についてでございます。作成の背景といたしましては、古き良き大田区の作品が、川瀬巴水の木版画の中で多く残されております。この中でも、大田区郷土博物館というのは、多数保有しているところでございます。この巴水の作品を区民の方に、まず身近に感じていただくものとして、また、大田区のこういった保有をしているということを区内外に広めていくために巴水の厳選した作品、特に今回ですと、大正後期の作品を中心とした形になりますが、カレンダーを作成いたしまして、今回は、区施設であります18の特別出張所などで販売をしていきます。  続きまして、カレンダーの概要でございます。2種類ございまして、壁掛け型のほうは、42センチメートルかける59センチメートルで、かなり大判という形になります。こちらのほうは、1部1,200円で販売をする予定でございます。  続きまして、卓上型でございます。こちらのほうは、デスクに飾れるようにということで、18センチメートルかける12センチメートルとコンパクトなものとなっております。こちらのほうは、1部500円で販売をいたします。  販売日でございますが、11月7日から販売する予定でございます。販売場所といたしましては、区18特別出張所、本庁舎でありますと区政情報コーナー、また、郷土博物館で販売する予定でございます。  11月7日、8日は、区内のイベントでありますふれあいフェスタの実施日でございますので、こちらのほうも、本部テントにて販売する予定でございます。  続きまして、区民に対しての周知方法でございますが、大田区の地域力推進会議、また、区報につきましては、11月11日号、大田区ホームページ等で広く周知を図ってまいりたいと思います。  また、裏面をごらんいただければと思います。壁掛け型と卓上型のそれぞれ見本という形で掲載させていただいております。図柄につきましては、壁掛け型、卓上型ともに、同じ図柄を使用しております。  続きまして、資料番号22、平成26年度指定管理者制度モニタリング調査結果につきまして、文化施設の部分につきまして、私のほうからご説明させていただきます。  対象施設でございますが、合計で5施設ございます。大田区民プラザ大田区民ホール大田文化の森、龍子記念館熊谷恒子記念館の5施設でございます。いずれにつきましても、大田区文化振興協会指定管理者として平成27年4月1日から5か年、31年度末まで指定管理の期間でございます。  設置目的でございますが、こちらにつきましては、それぞれの設置目的をごらんいただければと思います。  続きまして、モニタリング実施方法についてでございます。こちらにつきましては、指定管理者による自己評価、当課による評価による通常のモニタリングの審査とさせていただいております。今回は、いずれの施設も1年目ということで、こういったモニタリングの調査となっております。  また、調査結果につきましては、資料のとおりでございます。通常のモニタリングにつきましては、添付資料施設別セルフモニタリング結果のとおり、問題ないとなっております。また、財務審査につきましても、いずれの施設につきましても、良好な財務状況という評価を受けております。 ◎須川 スポーツ推進担当課長 資料23番をごらんください。私からは、スポーツ施設大森スポーツセンター及び大田区総合体育館指定管理者制度モニタリング調査結果についてご報告申し上げます。  対象施設指定管理者指定期間設置目的につきましては、資料の項目1、2にお示ししたとおりでございます。  項目3の実施方法でございますが、大森スポーツセンターにつきましては、通常時モニタリングを、また、大田区総合体育館につきましては、利用者アンケートを伴う総合的モニタリングを行いました。  また、両施設とも、大田区公認会計士監査団によります財務審査をあわせて行っております。  項目4、調査結果でございますが、モニタリングにつきましては、別添にお示ししてございますモニタリング結果のとおり、問題ないものとなっており、財務審査におきましても、良好な財務状況という評価を受けております。 ◎西野 産業振興課長 私からは、2件、ご報告します。  まず、資料42番をごらんください。平成26年度指定管理者モニタリング調査結果について、産業プラザ分でございます。  指定管理者は、公益財団法人大田産業振興協会指定期間は、平成24年4月1日から平成29年3月31日まで、5年間の今年は、4年目でございます。  モニタリング調査の結果につきましては、別紙のとおり、問題のない結果となってございます。  別紙につきましては、施設概要から総合所見まで、6項目、5ページにわたっております。お目を通してくださればと思います。  次に、資料43番をごらんください。「おおた商い(AKINAI)・観光展2015」実施報告について(速報)でございます。  10月17日、土曜日、18日、日曜日、2日間行いました。出展者数は141社・団体、来場者数は1万856人でございました。お子さんたちと楽しめるワークショップなどの併催行事、交歓交流ステージなどの催し物なども行ったところでございます。  また、外では、新鮮な野菜や中華、韓国料理などの販売を行い、さらに、産業プラザ内にとどまらず、蒲田地域のまちなかで、「さかさ川通り おいしい収穫祭」などの商い観光展連携イベントが開催されました。 ◎杉山 工業振興担当課長 私からは、4件、ご報告をさせていただきます。  まず、資料番号44番でございます。平成26年度指定管理者制度モニタリング調査結果につきまして、産業支援施設分をご報告いたします。  施設といたしましては、全部で8施設。うち、ちょうど1番の真ん中のところに書いてございますが、テクノFRONT森ヶ崎につきましては、指定管理3年目ということで、総合評価としているところでございます。  評価の実施日につきましては、27年3月という形にさせていただいてございます。  2番の設置目的につきましては、ご案内のとおりでございます。  全体といたしまして、モニタリング実施の方法につきましては、指定管理者によるモニタリング及び所管課による履行状況の確認・評価を行っているところでございます。 あわせまして、大田区公認会計士監査団による財務審査をさせていただいております。  上記1、2とも、別紙のとおり問題ないという結果が出ているところでございますが、若干中身をご紹介させていただければと思います。  通常のモニタリングにおきましては、各施設につきまして、施設管理所管課としての総合所見の中では、常に苦情対応等につきましても、使用者及び住民対応に対して迅速な対応が行われているということで、評価をさせていただいているところでございます。  また、テクノFRONT森ヶ崎総合評価につきましては、ちょうど真ん中辺になりますが、お開けをいただければと思います。  それぞれの要望意見ですとか、それから、それに対する対応につきましても、ここでご報告をさせていただいているところでございます。それぞれの改善要望等につきましては、細かい形で即時に対応していただいているところが評価できるものと考えてございます。  続きまして、資料番号45、大田区版総合戦略(産業編)についてご報告申し上げます。  大田区版総合戦略につきましては、前回の当委員会で口頭にて、西野課長のほうからご報告をさせていただきましたが、改めて同じ内容を重複するところがございますが、私のほうから資料をもちまして、ご報告をさせていただきたいと思います。  この大田区版総合戦略につきましては、平成26年11月に制定されました「まち・ひと・しごと創生法」に基づく総合戦略でございます。そのうち、産業経済部につきましては、区内の産業の振興を促進するための産業編といたしまして策定をするものでございます。  その策定にあたりましては、2番でお示しをさせていただいておりますが、多岐に渡る情報収集・分析、先端的事業の展開に取り組んでいる事業者の皆様、あるいは、有識者の皆様からご意見を頂戴し、総合戦略の中にエッセンスとして取り込みたいと考えてございます。2回ほどのイノベーション創造会議を開催し、たくさんのご意見を頂戴したところでございます。  3番目に、イノベーション創造会議の開催の内容でございますが、まず、第1回目につきましては、9月18日、金曜日に開催をさせていただきました。また、第2回目は、実は、昨日、開催をさせていただいたところでございます。委員からの主な意見といたしましては、技術の実証実験ができる場を提供するというところは、大田区の特徴として挙げられるのではないか、そういった場所があるといいのではないかといったご意見ですとか、また、「This is Ota」といったイメージを印象づけるようなものが必要ではないかといったさまざまなご指摘をいただいたところでございます。  4番、これからのことでございますけれども、策定にあたっての留意事項でございますが、平成26年度に実施をいたしました大田区ものづくり産業等実態調査及び大田区商店街調査などの結果、あるいは方向性を踏まえて、今後は、策定をしてまいりたいと考えてございます。  あわせまして、この1、2回目のイノベーション創造会議のご意見を集約した上で、かつ区内の事業者の皆様からもご意見をいただき、ヒアリング等の場所でご意見をいただいた上で、区の特色を十分に生かした内容としてまいりたいと考えてございます。  5番の今後のスケジュールにおきましてですが、これは、先日の、前回の総務財政委員会でご報告をされた内容と同じだと聞いておりますが、平成27年12月に、区全体としての総合戦略の素案が作成をされ、来年1月にパブリックコメント、2月に総合戦略の案の作成、3月に策定という段階になってございます。  私どものほうの産業編につきましても、区全体の総合戦略の中での位置づけという形になりますので、各関係部局との足並みをそろえながらのスケジュール確認という形になるかと思います。  2枚目をごらんいただきたいと思いますが、さまざまなご意見を頂戴するイノベーション創造会議の委員の一覧をお示しをさせていただいているところでございます。
     世界的な展開をされている方、あるいは、大学発ベンチャーの方、さまざまなポテンシャルを持った方々からのご意見をいただいているところでございます。  続きまして、資料番号46、「おおた研究・開発フェア」等の実施報告についてご案内をさせていただきます。  まず、1番の概要でございますが、区内企業への取引機会の拡大を図るということを目的に、10月7日、水曜日から9日、金曜日の3日間、このフェアを開催させていただきました。  今回は、第51回モノづくり受発注商談会、第5回おおた研究・開発フェア、国際取引商談会、医工連携セミナーなどを実施したところでございます。  開催の結果を簡単にご案内をさせていただきます。  (1)第51回モノづくり受発注商談会につきましては、参加企業は262社、発注が80社、受注が182社ということでございます。  このうち、大田区内の受注参加企業につきましては93社、占有率としては、51%というところでございます。  実績でございますが、商談件数756件、前回よりは、若干減ってはいるところでございますが、開催時間の中で実施可能な商談件数は約810件と見積もってございますが、そのうちの93.3%が、商談をしていただいたということで、かなりの達成率を上げたのではないかと考えてございます。  受注企業182社のうち、93社が大田区企業ということで、こういったところも特徴であるのではないかと考えてございます。  区内企業の新規取引先開拓意欲の向上並びに効率的な商談の実施、こういったところからも参加企業は、北海道から佐賀県まで全国に広まっているところでございます。  (2)第5回おおた研究・開発フェアにつきましては、全国の企業、大学、研究機関90団体が、92小間で出展をいたしました。  簡単な内訳でございますが、大学研究機関が42、区内の企業が24、区外の企業が24ということの90団体でございます。  来場者数は、昨年が1,826名に対しまして、今回は、1,865名と、微増という形でいただいたところでございます。  特別講演といたしましては、ガンダムに関するお話をしていただきました宮河恭夫様にお話をしていただきました。203名の方の聴講者があったという特別講演のほかに、清水建設の方による講演もございました。こういったところで、さまざまな情報交換ができたのではないかと思ってございます。  裏面をごらんいただければと思います。(3)の国際取引商談会in大田につきましてでございます。  タイ、韓国、中国、台湾等の12か国17社が参加の上、大田区の企業とのマッチング事業という形で商談会を開催をいたしたところでございます。  実績といたしましては、51商談会を実施をいたしました。今回で5回目の開催ということでございますが、連携する海外側のパートナー企業の案件をもとに、事前にマッチングの上で、当日の商談を迎えているというところも、特徴がございまして、非常に濃密、かつ、アンケートでもお示しをさせていただくことになっていると思いますが、双方とも満足度の非常に高い商談ができたのではないかと考えてございます。  最後に4番、医工連携セミナーでございます。今回、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの柏野さんをお迎えをいたしまして、現在、脚光を浴びております医工連携に関する講演をさせていただきました。  参加者は、33名ということで、少量多品種で付加価値の高い医療機器という分野では、大田区企業に非常に親和性の高い内容だったと理解してございます。  こういった取り組みが、さらなる医工連携の推進になればいいという形で考えているところでございます。  当日の様子の写真をつけさせていただきました。後ほど、ごらんいただければと思います。  続きまして、資料番号47、第27回大田区中小企業新製品・新技術コンクール入賞案件の一覧でございます。  今回、審査対象といたしまして31件、うち、今回、お示しをさせていただいております9件が入賞という形になりました。  今回の入賞作品につきましては、第20回、工業フェア、来年の2月4日を予定してございますが、この中で表彰式を行いたいと考えてございます。  最優秀賞1件、優秀賞2件、奨励賞3件。それから、おおた福祉・医療賞1件、おおた秀逸技能賞1件、テク乃ちゃんイチ押し賞1件の9件でございます。  最優秀賞につきましては、かなり難しい中身ではございましたが、今までにない特徴のある技術開発ということで、委員の皆様の全会一致に近い形での受賞という形になりました。  そのほか、福祉に関するもの、環境に関するもの、さまざまな事業の31件の審査が行われ、適正な審査の中でこのような賞が決まったところでございます。 ○勝亦 委員長 次に、環境清掃部。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 私のほうからは、資料番号24、燃料電池車(水素自動車)の導入についてと、本日、机上配付させていただきました喫煙マナーキャンペーンの開催日程一覧確定版についてご報告させていただきます。  まずはじめに、資料番号24、燃料電池車の導入についてでございます。  来月の11月4日、庁有車といたしまして、燃料電池車(水素自動車)が5年リースで導入されます。走行時CO2の排出量はゼロで、窒素酸化物や粒子状物資等の大気汚染物質の排出しない環境に配慮した車でございます。  従来の電気自動車に比べましても、走行距離、燃料補給に要する時間等につきましても改良され、ガソリン車と同様の感覚で利用が可能となっております。  大田区内の環境整備でございますが、来年の2月には、区内にも、池上八丁目に水素ステーションが設置される予定でございます。東京23区内では、4か所目となります。  東京都のほうでも、東京オリンピック・パラリンピックでの活用に向けた環境整備として、燃料電池車やバスの普及を戦略目標に掲げており、燃料電池自動車については、2020年までに6,000台、燃料電池バスについては、2020年までに100台以上という目標も掲げております。  区でも、おおた未来プラン10年(後期)や各計画の中で、低炭素社会の実現、省エネルギー対策の推進、次世代自動車の普及促進等への取り組みを掲げているところでございます。  また、この車には、区内の企業が開発した部品も採用されております。  今後ですが、11月6日のOTAふれあいフェスタの開会式のセレモニーで、納車式を行う予定でございます。  そのほか、OTAふれあいフェスタにて、車の展示、試乗等も予定しております。  庁有車ではございますが、区内を走行することで、環境に優しいまちづくりをPRするとともに、環境学習や地球温暖化対策の普及啓発事業にも活用してまいりたいと思っております。  車には、区が推進しているブルートライアングルプロジェクトとして、アオスジアゲハを描いたラッピングも行っております。  続きまして、資料番号24、追加資料でございます。  納車日の11月4日の午後1時から、本庁舎地下2階駐車場で、燃料電池車の内覧を行う予定でございますので、ご参加いただければと思います。  詳細につきましては、資料のほうをごらんいただければと思います。  なお、この内覧につきましては、総務財政委員会の皆様にも所管の総務部から案内を行っております。  次に、本日、机上配付させていただきました、喫煙マナーアップキャンペーン開催日程一覧確定版でございます。  開催日程の予定につきましては、前回の委員会でご報告させていただきましたが、その後、一部予定の変更がございましたので、改めて、本日、日程一覧をお配りさせていただきました。  前回から、変更があった5点につきましては、表の中に@からDの表示をしております。具体的な内容につきましては、日程表の一番下に表記してありますので、ご確認いただければと思います。 ◎杉山 工業振興担当課長 今、環境清掃部のほうから、資料番号24でご案内をさせていただきました燃料電池車に関しまして、工業のほうから、少しご報告、ご案内をさせていただければと思います。  先ほど、近藤課長のほうからもご説明がありましたが、この水素自動車に関する一部分が、区内の事業者によって作られた部品がということでご説明させていただきました。  その部分につきまして若干補足で、口頭でご案内をさせていただければと思います。  実は、仲池上にございます、日東工器という株式会社のほうの迅速流体継手、つまり水素の部分を充填する継ぎ手の部分が、日東工器のほうの部品ということで、今回、使われているところでございます。  これは、カプラという商品名でございますが、そのトップメーカーとして長年の経験と豊富な技術実績、ノウハウをもとに開発・研究が進められてきたものでございます。  日東工器の今回の開発につきましては、国内初の水素充填と聞いてございます。我々、工業、産業経済といたしましても、環境部分、そういったものは、次世代へのエネルギー、次世代への産業ということで非常に力を入れているところでございますので、今回の取り組みがさらに工業の振興に発展できればと考えてございます。ご案内をさせていただきました。 ○勝亦 委員長 それでは、はじめに、地域力推進部のほうから、委員の皆様、質疑をお願いいたします。 ◆福井 委員 1点だけお伺いしたいのですが、このモニタリング実施方法について3年目ということで、社会保険労務士による審査がありますよということなのですけれども、具体的にどういったことを審査をしたのか、もうちょっと詳しく教えてください。 ◎柏原 地域力推進課長 これは、少々お待ちください。 ◎杉山 工業振興担当課長 すみません。ちょっと私のほうで資料を持っていますので、私のほうからご案内をさせていただきます。  先ほど、ご案内をさせていただきました大田区指定管理者モニタリングガイドラインにおきまして、労働条件審査というところがございます。これは、平成26年度に改正をした部分だと聞いてございます。  ちょっと読ませていただきますと、実施目的といたしましては、指定管理者制度導入施設で働く従業員の労働条件を適切に確保し、区民サービスの維持及び向上を図るために実施すると示されているところでございます。このような中身になってございます。 ◆福井 委員 これは、毎年あって、3年目にやるということなので、毎年あって、なぜ3年目かというのをもう一つ、わかったら教えてください。 ◎杉山 工業振興担当課長 同じくガイドラインによりますと、先ほどと重複してしまいますが、通常のモニタリングは、通常の年度に実施をするということと、それから、総合的モニタリングといたしましては、指定期間中に1回、原則として3年に実施するということが、ガイドラインの中で明記をされているところでございます。  その中に、業務履行状況の確認ですとか、評価、それから、経営状況といったところが示されているところでございますので、これに基づいて実施をしているということになります。 ◆北澤 委員 調査方法なのですけれども、こらぼ大森は、利用者のアンケートをとっていますけれども、このタイムズ、駐車場は、利用者のアンケートというのは、とらないのですか。 ◎柏原 地域力推進課長 アンケートを実施しているのは、総合的モニタリングの年、原則として3年目、指定期間は大体5年ですので、その3年目にアンケートの調査については行うということで、こらぼ大森と洗足区民センターを実施したところでございます。 ○勝亦 委員長 続いて、観光・国際都市部の質疑をお願いいたします。 ◆北澤 委員 「空の日」のイベントのことをお聞かせいただきたいのですが、去年と今年は、内容はほとんど同じで、ギネスのことがちょっと加わったのと、飛行機の展示がなかったことがあると思うのですけれども。かかった費用は、ちょっと今年のほうが大きかったと思うのですけれども、その費用の面で、そのギネスに費用がかかったとか、去年と今年で何が違うのかというのを教えてください。 ◎武藤 文化振興担当課長 今回、飛行機の展示がなかったというところですが、今回は、道路を挟んで反対側のほうですね、滑走路の部分、通常、飛行機が待機している場所、あちらのほうで、今年も飛行機と、あとは、空港関係の特殊車両の展示をしておりました。  また、先ほど、ご質問がございましたが、ギネス記録の部分、費用の部分でございますが、金額につきましては、今、即答することはできませんが、今回、事業として多くのウエートを占めている部分が、空港の滑走路の跡地でやっておりますので、そうした関係上、仮設のトイレ、また、当日の水場の利用、タンクでの水の使用、あとは仮設の電源ですね。そういったところが大きなウエートを占めているというところになってございます。 ◆北澤 委員 これは、例えば、そういうかかった費用の内訳というのは、細かく出るのですか。 ◎武藤 文化振興担当課長 今回の反省も含めまして、業者のほうからは、請求書が来月になりまして上がってきますので、その中で、実際に上がってきた金額を当課といたしましても精査いたしまして、支払いの部分、成果について検討をして、支払いの手続に入っていきたいと考えております。 ◆北澤 委員 では、わかった時点で、その内訳を見せていただけるのでしょうか。 ◎武藤 文化振興担当課長 業者のほうから11月目途に請求書が上がってきますので、北澤委員のほうに、その分につきまして、まとめたものを報告させていただきたいと思います。 ◆北澤 委員 せっかくいろいろな外国のブースがあったのに、割と閑散としているところもあって、ただ、座って本を読んでいるような説明員なのか何なのか、ちょっと盛り上がりが、せっかくなのに欠けていた感じがしたのですけれども。どういうコンセプトでやるから、このようにやってほしいという打ち合わせとか、あらかじめなかったのかどうかということがちょっと気になったのですけれども、いかがでしょうか。大使館との連携ということ。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 今、大使館のお話が出たのですけれども、私のほうで、大使館のほうに回らせていただいて、いろいろお話をさせていただいて、今回、17か国の方が出ていただいたのですが、趣旨は、当然申し上げまして、国際都市ということを標榜しているので、その辺ということでお話をしました。  内容についてなのですが、いろいろこちらのほうで、どういったことができますかということで打ち合わせはしたのですけれども、やはりなかなか、いろいろ趣旨を踏まえた上で、いろいろな催しをしていただいたところもあるのですけれども、やはり自分たちのパンフレットですとか、そういったものを置いておしまいという形になってしまったということは、実際、今回、ありますので、今後、そういったものを踏まえて、来年度につなげて、大使館等と交渉するときには、事前にもうちょっとうまく話をして、国際都市に合ったものを出展していただこうと思っております。 ◆北澤 委員 例えば、大田区との関係、その国とどういう関係があるのか、ここからどんなものを輸入しているのかとか、歴史的な関係があるとか、やはり区民にとっては、せっかくだから、その国に対する興味や関心が湧くということが大事だと思うのですね。  そのときに、やはり身近な大田区からどうつながっているのかという、何かこういう視点がないと、ただ、国が並んでいるだけでは、残念だなという気がしましたので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆深川 委員 今のにちょっと関連してなのですけれども、実は、我々議会で、この間、デュッセルドルフに行ってきました。ドイツに。デュッセルドルフで日本展をやっているらしいのですが、日本フェスティバルみたいなもの。デュッセルドルフに住んでいる人以上に来るのだと、そのイベントに。  要するに、その現地の日本について知りたい情報に完全にマッチしているから、アニメの部分とか、日本の文化とか、そういうのが体験できるとか、見ることができるとか、そういったことのニーズにマッチングすると、要するに住んでいる人以上に人が集まるぐらいの一大イベントになるのですよ。  今回の大使館と話をつないでもらったというのは、すごく重要なことだと思うのだけれども、それは、逆に大使館ベースに決めてもらうというよりは、もう一般的な日本人の興味、区民のレベル、要するに、役所の職員のレベルが、例えば、カンボジアが出てくれていたので、カンボジアという国に対してこんなイメージあるよねという話が深くわかれば、もうそれで十分なのですよ。  逆に、それを、大使館側に考えてくださいではなくて、カンボジア通ではない一素人のカンボジア像がこうですという話があって、アンコールワットとか。その話は、もうわかっているよねというと、第2段の話がありますというと、カンボジア通の人はおもしろいねと。  それから、カンボジアを大して知らない人からすると、アンコールワットはカンボジアだったのですねというところで十分という話だと思うので。そういったことを具体的に提案してあげると、あちらも。要するに日本でも同じですよね。いわゆるゴールデンルートという観光ルートのところだけではなくて、それ以外の日光に行きませんかとか、この間、議会で視察に行った群馬のところに行きませんかとかというと、手を挙げてくるのだけれども、そういったところのサブと言ってはいけないのだけれども、2番目のところに話が行くとこちらからプレゼンしてあげると、その資料を持ってきて、その説明をしてくださいと言ってくれると、あちらも何をしていいかがわかるので。もうちょっと具体的にこちらから提案してあげないと、ちょっとこの間の感じだと、確かに北澤委員がおっしゃったように、私も通って、見ているのも何か気がひけるというか。かといって素通りするのも何だという、何か微妙なお互いの空気が。聞いていいのだか、聞いてはいけないのだかもわからない、何について詳しいのかもわからないから。  だから、そこら辺をもうちょっと、今回、まず、種だとすると、来年、芽が出るぐらい。花が咲くまで行きたいのだけれども、まず、芽が出るぐらいのところまでのレベルだと思うので、そういった形で一つずつ、今年のうちに精査をしておいていただいて、来年、全く同じ形でやるかどうかは別としても、そのエッセンスというのは、多分受け手側としておもしろいと思うので、ぜひそういった観点でやってほしいと思いますが、いかがですか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 今、委員の皆さんがおっしゃっていただいたとおり、まさにそのとおりで、昨年は、本当に1か国、そういったものの国がちょっと出なかったのですけれども、今回、17か国ということで、本当に出ていただくことが、一番初めの大前提となってしまったというところで、本当に反省しなければいけないところがあります。  それで、深川委員がおっしゃったように、今回が種と思って、次回にどういったものをしていくのか、こちらからプレゼンするような形でどんどん入り込んで、今後は、つなげていきたいと思っております。 ◆深川 委員 ぜひお願いします。  それから、国際交流ワールドカフェのところの上智大学の学生も、やはり一生懸命積極的でした。彼ら、彼女たちが楽しんでいた。それが、やはり重要なのですよ。  私は、ただ、突っ立っていただけで、もっと言えば、観光協会の職員の人たちとしゃべっていただけだったところに、お兄さんたちがすっ飛んできて、ビール買いませんかというから、酒を飲むわけにはいかないのだといったら、では、ジュース買いませんかというから、では、買いますといって買ったのだけれど、そんな会話のレベルなのです。  そして、いろいろ話をしたら、いや、実は、大田区は、例えば、中学生のときにアメリカのセーラム、それから、ドイツのブレーメンへの海外派遣というのをやっているよという話を、上智大学の学生に言ったら、大田区はいい区ですねと。そんなことをやっているのですねと。当然そんな話は知らないよね、彼らも大田区民ではないし。  でも、そういうことを取り組んでいるよということが、まさに今回、言っている国際都市だというところのごくごく一部なのかもしれないけれども、一部だと思うのです。  だから、そういった話のきっかけのために、やはりどちらかが積極的になってくれるということだと、マッチングができるので。  だから、やはり、彼らみたいな学生の団体というのは、とにかく本人たちが楽しんでいる。楽しんでいる延長線上にこのイベントがあるという形になっているので、そういう取り組みで、来年もこの上智大学に出てくださいという話かどうかは別としても、ほかの大学に声をかけてもいいし、また、同じようにやってくれるのだったら、やってもらってもいいと思うので、ぜひそういう形で、こういうイベントについて、おもしろいねと言ってくれるところを。この方も何かイベントの関係のところからの紹介で上智大学が出たという話も言っていたので、また、そのネットワークを広げていってくれる。多分彼らは楽しんでいたので、ほかの仲間を連れてきてと言うとできると思うので。  また、そういったことも、今のうちから準備をしておいて、では、来年は、何か出し物でも考えてみてみたいな話で。まず、下話ですよ、これは、予算をとっていないから、当然下話なのだけれども、そういう形の案が上がってくると、我々議会としても、おもしろいねと言えるのだけれども、基本的に去年と同じペースですと言われると、やはり我々も指摘する側なので、やはり悪いところを一生懸命言ってしまうわけなのですよ。あれがよくない、これがよくない。  それだと、結局お互いにつまらない行事になってしまうと区民のためにもならないので、お互いのためにもならないので、そういった意味で、よかったところを引っ張っていくということと、よくなかったところは、当然反省して、もうやめるなりするなりということは当然必要だと思うので、ぜひそういった部分で考えて、来年に向けて、もう今年度中にしっかりとそこはやっていただきたいということだけ要望しておきたいと思います。 ◆藤原 委員 この問題は、全体として4,000万円という予算の規模が発表されていましたよね。それで、ちょっと私は感じたのですけれども、各ブースの町会とか、いろいろ出ていますけれども、これは、ブース料をとるのですか。一定の枠のところは。 ◎武藤 文化振興担当課長 テント料につきましては、昨年度から、当初から協力している主催者団体の枠につきましては、徴収をしておりません。  また、物品販売などをメインにしております、今年度、参加している団体につきましては、テント料につきましては、実費。また、電気につきましても、実費相当分をそれぞれの団体に負担をしていただいております。 ◆藤原 委員 跡地というのは、無料で借りるのですか。国か都か知りませんけれども。 ◎武藤 文化振興担当課長 こちらのほうは、羽田空港のほうから無償で借りております。 ◆藤原 委員 そうすると、例えば、大田区として防災訓練とか、そういう場合も、申し込んでやることは可能だということですか。
    ◎武藤 文化振興担当課長 こちらのほうは、広域避難所に指定されているというところでございますので、地域の方が、そちらの鍵は持っているというところなので、実際、それが避難訓練に使えるかどうかというのは、ちょっと今は即答はできないのですけれども、有事の際には、あちらの門を開けて、区民の方が待避するということは、可能な状況になっております。 ◆藤原 委員 4,000万円を使うという、それだけの効果を発揮するのかどうかと、いろいろ意見があると思うのです。そのお金があれば、こちらに使えとかと。  この「空の日」イベントが10月の初めに行われていますが、これは、毎年やる予定なのですか。それとも、去年、今年で、あと何回かで終わりなのですか。 ◎武藤 文化振興担当課長 こちらにつきましては、来年度の予算の中では、実施の方向で進めておりますが、いつまでというところは、今のところはありません。 ◆藤原 委員 11月の初めには、OTAふれあいフェスタがあって、これは、もうずっと長い歴史がありますけれども、今度、「空の日」イベントが10月にあると、秋の行事というのは、もう連合町会とか、いろいろなところであって、また、大田区の各施設の文化センターや障がい者団体やさまざまなところがあって、何か行事ばかりやっているのかという声もなきにしもあらずなので。この「空の日」イベントというのは、目的としては、羽田空港が国際空港になったということで、国際交流をしていくということがあると思うのですけれども。  それで、私は、そういう空港があるから、別に「空の日」イベントをやらなくても、国際空港の中を借りてもいいかなと思っているのですけれども、あまりにも1か月おきに大きな行事があるということは大変だろうと思うのですが、それは、どうなのですか。 ◎武藤 文化振興担当課長 こちらのほうですが、空港の跡地利用と、あと、先ほどの実施の目的というところでご説明をさせていただきましたが、国際都市おおたの周知と、また、多文化共生国際交流を来場者の皆様にご理解を得るために実施をしているものでございます。  実施の時期につきましては、当初、一番初めにやったときにつきましては、「羽田空港空の日フェスティバル」との連携事業というところで、同日開催という形でさせていただきましたが、どうしても場所が、空港とあとは、大田区が実施している場所が広いというところもございましたので、今年度は、「羽田空港空の日フェスティバル」が9月26日の土曜日、今回、大田区のほうのイベントのほうが、翌週の10月3日。ただ、空港とも連携を図る関係上、飛行機の展示、また、空港に関連する特殊車両の展示を、一緒に連携をした事業ということで、実施をさせていただいているものでございます。 ◆藤原 委員 新空港線の宣伝キャンペーンが、非常にやられていて、これは、集まった人にそれを認知させてもらうためにやっているのかなと思うぐらいに、ティッシュペーパーとかいろいろなものを、チラシとか配っているのですけれども、「空の日」であれば、空の関係のやはりイベントにふさわしいことを宣伝するということをしないと、私は、ならないのではないかなと思っているのですけれども。何で新空港線宣伝をやったのかはわかりますか。 ◎武藤 文化振興担当課長 こちらの新空港線の促進につきましては、庁内、大田区挙げてというところの目的でございますので、区の中で連携をして、今回、10角テントの部分で、その中で、大田区の今後、進める課題という中で、新空港線の中を主管課のほうが当日、PRをさせていただいているというところでございます。 ◆田島 委員 ちょっと私のほうから、細かいところなのですけれども。私も、当日、行かせていただきまして、この資料の20番の実施結果の検証とまとめの5ページのところにも書いてあるのですけれども、メインステージの前のテントの中だったのですが、水たまりがあって、その水たまりの上に机と椅子が置いてあったということだったのです。  結局誰も座っていないというか、せっかく机と椅子があるのに、誰も座っていない。その水たまりの上に置いてあるという感覚が、ちょっとよくわからなくて、誰も使わないのに、せっかく朝まで準備されたのにもかかわらず、その椅子と机が誰にも利用されないという感覚がちょっと私にはわからなくて、その当日の状況によって、そのセッティングなり、ちょっと臨機応変にやってもいいのではないかなと思ったのですけれども、そのあたりはいかがでしょう。 ◎武藤 文化振興担当課長 委員のご指摘のとおり、当日、メインステージの前の大きな水たまりがあったことは、事実でございます。こちらにつきましては、理由といたしましては、前々日、早朝に爆弾低気圧が都内に縦断した関係で、テントのほうは、全てのテントを強風対策ということで、足を折って、全て一旦は撤収という形にしておりました。  前日の朝から準備をしていたところなのですけれども、そういった部分のテントにつきまして復旧作業の中で見落とされた部分でございましたので、今回は、気象条件と悪条件がちょっと重なってはいたのですけれども、当日、開始する前に、そういったところを主催者側として解決すべき大きな課題だというところは、十分に反省しているところでございます。 ◆北澤 委員 これは、委託事業なわけですよね。それで、2年間、同じところに委託をしたということなので、本当に同じ先にお願いをするのかを、ふさわしいのかどうかも含めて、やはり考える必要があるのではないかなと思いました。  どうせ4,000万円もかけるのだったらもっとおもしろいことができるのではないかなと。これは素人考えなのですけれども、テーマ性を持たせるだとか、もっと見に行った人も参加をするような体験的なイベントにするとか、もっと工夫があってもいいのではないかなという感じがしました。ただ、お店が並んでいて、見て回ってという感じだったので、とてももったいない感じがしたので。どこに委託をするのかということ、例えば、もっと広くプレゼンテーションを募って公募をするだとか、もっともっとおもしろいものになるように工夫をしていただきたいなと思います。 ◎河野 観光・国際都市部長 今まで、いろいろな意見をいただいておりまして、その辺のところもしっかり検証等まとめをしていきたいと思います。  今のご質問にありましたように、この委託業者を選定したのは、プロポーザルでやっております。  ただ、問題は、委託業者だけにその課題があって、それで、こういうイベントの内容だったのか、それぞれの見方によりますけれども。ただ、それは、やはり、その委託をしている区のほうでも、このフェスティバルをどのような形で進めていくのか。その辺のところを、やはり進行していく上での甘さはあったと思います。  ですから、このような形で、結果の検証とまとめをさせていただいて、その開催の目的や狙いについて、または、特徴、このようなものを、今後、行っていく上では、しっかり出していく必要があると思います。  ただ、先ほど、ご質問がありましたように、このまとめにもありますけれども、例えば、その委託費がどのような形で使われたのかというところからすると、5ページの6番の会場設営を見ていただきますとわかるように、やはりそれぞれ設備関係でも、OTAふれあいフェスタもそうですけれども、設備関係、そういう跡地につくっていきますので、それらの維持管理費がかかっています。  また、企画内容についても、3ページの4番を見ていただければわかりますけれども、今年度の特徴としては、それぞれそういう出店やステージ上での体験と交流という特徴をコンセプトにしながら、当然、先ほどもありましたように、昨年以上の場所、1.5倍の場所でやっておりますので、そういう内容も充実・拡充をしてやっていってはいるのですけれども、その辺のところが開催目的とともに、まだまだ十分浸透していないことによってさまざまなご意見をいただいていると思いますので、その辺のところをきっちり受けとめて、今後、行っていく中で、対応していきたいと思います。 ◆福井 委員 21番のカレンダーの作成についてなのですけれども、これは、どれぐらいの本数と、あと、版権というのは、大田区が持っているのか、ちょっと教えてください。 ◎武藤 文化振興担当課長 こちらのほうは、壁かけ型のカレンダーにつきましては、合計で2,500部作成をしております。また、卓上型につきましては、1,000部作成をしております。  あと、2点目の版権についてでございますが、こちらのほうは、大田区の郷土博物館で保有をしている版画をもとに出しているものでございます。 ◆福井 委員 ほかにも、大田区が持っているものがあるので、今後の展望としては、これだけではなくていろいろなものが考えられると思うのですけれども、今回、これをやるにあたって、あとは、どういった議論になったのかというのをちょっと教えてもらいたいのですが。いろいろ文化財を大田区は持っているではないですか。  それなので、よりもっと発展して、いろいろなものをつくって、大田区を広めてもらいたいので、今後の方向性について、あれば教えてください。 ◎武藤 文化振興担当課長 今、委員のほうから、質問がございました、今後の方向性でございますが、今回のカレンダーの販売状況を確認いたしまして、当課といたしましても、今後、観光のPRというところも含めまして、考えていきたいと考えております。 ◎河野 観光・国際都市部長 実は、これは、先ほど、大正後期という話をしましたけれども、川瀬巴水の作品は、多く所有しています。所有している中で、郷土博物館は、特別展等を過去も行っているのですけれども、今後も、作品を多くの区民の方に見ていただくように、特別展も計画しております。  それで、このカレンダーも、先ほどの大正後期の作品、それから、昭和初期、そういう形で今後、来年、再来年、さらに区民に川瀬巴水のよさというものを知っていただくためにも、また、そのよさを知っていくためにも計画はしております。そのためにも、やはり販売数と販売金額との関係を踏まえて、区の財政負担をするだけではなくて、価値のあるものについては、有償のそういう形で幅広くつくって、幅広く皆さんに見ていただけるような工夫も凝らしながら、計画的に進めていきたいと思っています。 ◆深川 委員 今のこの版画の件なのですけれども、役所で売るというのも、当然一つの形として、第一歩なので、これでいいとは思うのですけれども、やはり広げていくためには、逆に商業ベースに乗せたほうが、よく売ってくれるのですよ。やはりカレンダーを買いたいといって、普通、本屋に行って買ったりとかしますよね。  そうすると、これ自体は、今、役所の中の関連するところで売りますなのだけれども、例えば、大田区内の本屋で取り扱ってもらうと言えば、多少フィーは発生するとは思うのですけれども、それは、当然商売ですから、そういった部分で本屋に行って買ってもらうという形にもなるし、商店街の、例えば事務所があるようなところであれば、そういったところで売って、フィーを出すかわりに売ってもらうと。  そうすると、自分たちも、売れば売っただけ、商店街としても利益になるのであれば、そうやって売りましょうとかという形にもなるので、役所でやるというスタイルというだけではなくて、そういった周りに派生させて、利益をいい意味で享受できるという形も一つ考えてほしいなと思います。  それから、やはりものがものなので、外国の人たちが、これはとてもいいものだと思うのです。特に、こういうのは、細かいのでちょっとよくわからないけれど、表紙のところの下に説明が書いてある。これは、英語の説明があるのかな。概要の説明があって、外国の人は、英語の説明もそれであればうれしいし、なければ、ないなりにいいのです。何だかわからないと。それがまた魅力なのです。  要するに、日本人が、よく何だか知らない英語が書いてあるTシャツを買ってくるではないですか。あれと全く逆のパターンで、すさまじい言葉がたまに外国行くと、変なTシャツを着ている人がいますけれども、これは、ひどいなというのがありますけれども、そういうこともあって、やはりこういう版画のものというのは、やはり外国人にとっては、すごい憧れの部分だと思うのです。  だから、やはり世界に、国際都市だから、売っていこうという形で、場合によっては、ドイツに売ろうとか、もしくは、スイスは、今、産業交流、これは工業の連携でやっているのだけれども、ヴォー州とやっているのだから、例えば、ヴォー州の印刷屋に刷ってもらって、スイスで売ってもらうとか、何か夢のような気もするのだけれども。  でも、そうしたら、では、本物を見たかったら、どうぞ大田区に来てくださいと、大田区で持っていますという話なので、こちらでやりますという話だと思うので、ぜひそういった形でのまさに国際交流と産業交流を兼ねていくという視点で考えていただきたいと思うのですが、いかがですか。 ◎河野 観光・国際都市部長 まさに、やはり区の持っているそういう文化的な価値の高い財産を、区民の方や国内外に発信をしていくというのは、本当に大事な視点だと思います。  また、区で売るだけではなく、実は、ここには、などと書いてあるのですけれども、やはり今後できる12月11日の観光情報センターのそういうところでも、きっちり販売していきたいと思いますし、今言われるように、海外に行く機会もありますから、そういうところでの部分で、展開をしていくというのもあると思います。  まず、その前に、やはり区内のそういう観光課として、商店街等との連携もしっかりとっていますので、そういうところとの連携で広げていくこともやはり必要だと思いますので、そのところも十分考慮して、また、先ほどありましたように、川瀬巴水の作品だけではなくて、そのほかの作品についても考えていって、やはりこういういいものをきっちり知らせていく、そのような視点をしっかり持っていきたいと思います。 ◆深川 委員 その部分に関しては、私は、逆にいい意味で出し惜しみをしてほしいと思っているのです。こういうように、いっぱいのパターンをつくってしまって、3年で終わってしまってしまうともったいない。  だから、逆に1年に1種類しかないものを、来年は、何が出るのか楽しみにしていてくださいといって、来年も絶対買おうという形というのも、一つの形だと思うのです。それは、ちょっと検討していただきたいのと、今、申し上げたように、産業経済部としてそんな感じの交流はどうですか。 ◎鴨志田 産業経済部長 委員ご指摘の点は、全くもっともな視点だと思います。外国の方に大田区の文化、日本の文化を知っていただくいいチャンスだと思います。  なかなか一遍にヨーロッパ、アメリカで販売するというのは、ちょっとハードルがあるかもしれませんけれども、例えば、羽田空港で売ってみるとか、そういう反応を見るという部分については、何らかの手だてができそうかなという気がしますので、少し検討してみたいと思います。 ◆深川 委員 いつも私は言っているのですけれども、一部でやったことは、とてもいいことだと思うので、ぜひ、このきっかけにして、やはり各部が連携して組んでいくというのが、これが大田区の組織力だと思うのです。  だから、やはりそこをぜひやってほしいというのと、これは、例えば、今日現在でもう完成しているのですか。 ◎武藤 文化振興担当課長 壁掛け型でございますが、こちらのほうは、既に完成したものが若干ございます。  ただ、卓上型が、ちょうど今日・明日中ぐらいに納品される予定でございます。 ◆深川 委員 実は、何でそれを聞いたかというと、我々、スイスとドイツに視察に行ってきたのですけれども、実は、そのワイパークという提携しているヴォー州の工業団地があるのです。そこが、イヴェルドン・レ・バン市というところなのですけれども、そこの博物館の館長が、今日、区長のところに表敬訪問に行くのです。それが終わってから、今日の5時に、我々、議長のところに表敬訪問にいらっしゃいます。  相手、博物館なので、まさに、アメリカは、セーラム市と博物館の姉妹協定も、モース博士の関係なので、当然結んでいるのですが、そことそれを結ぶかどうかは別ですよ。  だけれども、そういう部分で、もし、これをお土産で渡してあげて、ぜひ飾ってくださいと。そうすると、あちらは、何でこんなのが飾ってあるのだと必ず聞かれますから、大田区とのゆかりがあるのですというと、一つは、その文化交流の側面と、先ほど、実は申し上げた産業交流のところでは、これは、こちらで売っているのだったら、買いたいのですけれどもと言ってくれれば、喜んでこちらから宅急便で送ればいいわけです。  だから、そういった部分で、一つのきっかけになるかなと思っているので、そこら辺のことを検討していただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆北澤 委員 川瀬巴水は、本当に海外の方から人気が高いと思うのですけれども、恐らくこうやって発信していくことによって、海外の人がもっと知りたいという思いを持つと思うのですけれども。ちょっと以前聞いたことがあるのですけれども、郷土博物館が、ホームページを持っていないという話を聞いたことがあるのですけれども。今、それはどうなのかちょっとわからないのですけれども、もし、やはり海外の人たちが調べようと思ったときも、すぐにインターネットで調べられるわけですから、英語でそういう大田区の文化、芸術、歴史というものが、すぐにアクセスできるような形に整えていくことが、これからとても大事ではないのかなと思うので、その辺も郷土博物館と連携をして、進めていっていただければいいかなと思います。要望です。 ◎河野 観光・国際都市部長 今の件について言えば、多言語のホームページを12月1日につくっていくようにしようとしていますので、そういう中で、外国語版でそういうのを知らせるということを考えていきたいと思います。 ◆松原〔元〕 委員 一つ戻ってしまうのですが、資料番号20の5ページ目のギネスについて、やはり伺いたいことがありまして、よろしいでしょうか。 ○勝亦 委員長 いいですよ。 ◆松原〔元〕 委員 ありがとうございます。私も、この「ギネス記録に挑戦」に、飛び入りで参加をさせていただきまして、だめな理由に関しましては、いろいろあるとは思うのですが、大変結果としては残念であると思っております。  多分区議の皆さんも、実際参加された方も大勢いらっしゃったのではないかと思うのですが、その仕切りをされているのが、コントをしている男性二人であったかと思うのですが、この際の実際目標としては、500人の方々を適正に配置していく目標であったわけであって、どういう指揮系統で誰が仕切りをしていたのかということを今、わかるのでしたら、教えていただきたいのですが。  ですから、どこに誰を並ばせるかということなのです。私も、たしか黒いTシャツを着たと思うのですが、自分が飛行機のどの部位にいるのかもよくわからなかったというのが本当のところでして、やはりちょっと運営に、ここに記載されているように問題があったのではないかと私も思っております。  なので、来年に向けてどうすればいいのかというのは、これから考えられると思うのですが、現状として、どういう人員スタッフで、このギネス目標に当たられたのかをちょっと教えていただけませんでしょうか。 ◎武藤 文化振興担当課長 当日の指揮命令系統でございますが、当日は、河野部長を筆頭に、私のほうも会場内でギネス記録に挑戦というところで従事をさせていただきました。  その中で、実際上、区の職員、また、委託の業者のほうが、それぞれの役割分担に応じまして、飛行機の形ができるようにというところで指導は、していったところでございます。 ◆松原〔元〕 委員 では、実際、マイクを握って話をされていた2人のコントのコンビの方ですか、その方々には、何らそういう権限等はなかったのでしょうか。 ◎武藤 文化振興担当課長 当日、パックンマックンの2人につきましては、当初は、参加する予定ではなかったのですけれども、当日、人の集まりが主催者としての見積もりも甘かった部分がございますが、2時半現在で100人を切った状態しか人が集まってこなかったという状況がございました。  ですので、シクラメンのライブもちょうどやっておりましたので、そこから帰る方たちの動員、また、ちょうど時間も押してなのですけれども、パックンマックンのほうも、当日、最後までつき合っていただきまして、どうしても立っているだけですと時間がたつのが遅く感じられたのですけれども、パックンマックンのうまくナレーションのもとで実施をしましたので、2時間という時間でございましたが、若干は短く感じていただいたとは思いますが、その結果、逆に長い時間待たしてしまいまして、皆様のほうには、ご迷惑をおかけして、ギネス記録の更新を達成することができなかったという結果に終わっているところでございます。 ◆松原〔元〕 委員 コンビのパックンマックンさんですか、飛び入りだったということで、今、私も、驚きでございます。  では、例えばなのですが、1回目といいますか、ギネス達成ならずの後、このパックンマックンの方が、二度目、挑戦しましょうか、できますよねということをたしかおっしゃっていたと思うのですが、実際、現実は、もう皆様、飽き飽きとしていて、もう流れ解散だったのですが、もし、皆様が残っていらっしゃった場合は、二度目の挑戦というのは、可能だったのでしょうか。 ◎武藤 文化振興担当課長 こちらは、後ほどギネスの認定委員の方からもお伺いしたいところでございますが、当日、もう一度チャレンジすれば、ギネス記録には認定できたのではないかという所見はいただいておりますので、あの場で、もう時間もかなり押していましたので、あれからできたかとどうかというところは、非常に微妙なところではございましたが、主催者として、2回、3回、チャレンジするという前提で、会のほうを運営していれば、それが達成可能だったというところは、結果ではございますが、そういった事実もございます。 ◆松原〔元〕 委員 来年、また、挑戦されるのかわかりませんが、しっかりと運営していただければと思います。 ◆福井 委員 23番のモニタリングの結果についての、大田区総合体育館のことでちょっと聞きたいのですが、結果について、問題のない結果となっていると書いてあるのですけれども、この大田区総合体育館指定管理者である住友不動産エスフォルタが公正取引委員会で法律違反だということで、今年の1月、勧告を受けていることに対して、大田区としてどのような対応をとったから、このような問題がないとなったのかというのを教えてください。 ◎須川 スポーツ推進担当課長 住友不動産エスフォルタの勧告を受けた件でございますけれども、そのときに、判明をして、向こうから報告があって、即座にそれを解消して、内部の研修も既に済んだということで、話を聞いております。  そういったこと等ありましたけれども、今回のこのモニタリングにつきましては、ほかの業者もございます。そういった業者との一緒になった総合体育館の管理ということについて、どうなっているかということの評価でございますので、こういったお話をしました評価をさせていただいたところでございます。 ◆福井 委員 法令を守ることが大前提なのですけれども、ただ、結果として、この勧告を受けるということは、法律違反が認められたと公正取引委員会が判断してやっているわけで、これを受けて、大田区としては、報告を受けるだけではなくて、大田区としてどうするかという対処はどうなさったのかを教えてください。 ◎須川 スポーツ推進担当課長 当時の考え方としては、勧告がありましたけれども、その後の対応を重視しまして、その報告をもとに、それで、解消ではないですけれども、そういう対処をしたということで、大田区としては、受けとめております。 ◆福井 委員 これを勧告したのが1月30日で、須川課長が就任する前なので、ちょっとその辺がはっきりあれなのですけれども。というのは、法律違反をして、いや、直しましたと、是正しましたという報告だけではなくて、最初は、法律を守りますよと言っていたのに、法律を守っていなかったわけだから、大田区として、きちんと守らせているかどうかというのを確認を受けるだけではなくて、やるべきだと思うのです。  その一つが、先ほど、3年目でやった社会保険労務士のことも踏まえて、きちんと働いている人たちの賃金が消費税分上乗せされているかどうかという、こういったことを確認する必要があると思うのですけれども。これについてしっかり守らせているかどうかの確認をとっていただきたいのですけれども、法律を。その点についてどうでしょうか。報告を受けるだけではなくて、大田区として、確認をとってほしいのです。 ◎須川 スポーツ推進担当課長 委員おっしゃるとおり、大変重要な問題だと思います。  今、おっしゃるとおりに、社会保険労務士の検査であるか、そういったもののやり方も一つあると思いますので、今後、今、住友不動産エスフォルタのほうの関係については、どう対応していくか、また、今後、どうやって検査をしていくかということについては、改めて考えてまいりたいと思います。 ○勝亦 委員長 よろしいですか。先ほど、副委員長から話があった川瀬巴水なのですけれども、博物館の館長が来るというのは、向こうの現地で手塚治虫展をやるそうなのです。漫画とまた日本文化というのは、非常に向こうの方が興味を持っているということでやるそうなのですが、スイスへ私も行ったのですけれども、その後にドイツも行って、ドイツのウルリッヒという、そこの市長の部屋の中にも、浮世絵が飾ってあったりとか、日本文化は、向こうの方は、非常に興味があると思うので、ぜひこのチャンスにやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、産業経済部のほうから、質疑をお願いします。 ◆北澤 委員 資料43番の商い(AKINAI)・観光展なのですけれども、毎年楽しく行かせていただいているのですけれども、その年、その年で恐らく力を入れているところがあると思うのですけれども、今年は、ここに力を入れたとか、新しい取り組みをしたとかというのがあったら教えてください。 ◎西野 産業振興課長 こちらのご報告の裏面にもございますが、特記事項のところでも記述してございますけれども、今回の特色といたしましては、産業プラザの国道前広場でのテント営業を再開をしたということでございます。  それから、この産業プラザだけではなくて、「さかさ川通り おいしい収穫祭」ですとか、周辺の、産業プラザだけではなくて、その外のところとも連携をとっていろいろな催し物を連携してやったという初めての試みで、1歩踏み出しているというところでございます。 ◆北澤 委員 では、その連携の効果というのは、入場者数にあらわれているとか、何か目に見える形であらわれたというものがありましたか。 ◎西野 産業振興課長 今回、その産業プラザの外に広げたというところで、その広げたところの人数とか、その辺のデータとかはございませんけれども、私も、土日と産業プラザだけではなくて、周辺のいろいろな催し物が、例えば、東京誠心調理師専門学校もそのときに学園祭を開催しております。そこで、いろいろな表彰をされていたり、いろいろな食事を出していたりということで見て回っております。すごく活況を呈しておりました。  それから、さかさ川通りにつきましては、初日の土曜日については、ちょっと午前中だったのですけれども、人手が少なかったですけれども、2日目の日曜日に行ったときには、お客様のほうも、前日と比べて多く出ていらっしゃったということで、この単独でやるということではなくて、蒲田のその周辺で一緒に連携して取り組んでいくということは、今後も続けていければよいと思います。今年は、その第一歩であったと考えております。 ◎鴨志田 産業経済部長 蒲田西口フェスティバルとの連携ですとか、周辺の商店街の連携は、昨年度から始めまして、今年度が2回目の取り組みでございます。  昨年度の反省点を踏まえまして、より回遊性を持たせるということから、今、産業振興課長が申し上げたように、東京誠心調理師専門学校であるとか、より多くの参加事業者を募りまして、さらに面的に課題解決を図ったというところでございます。 ◆玉川 委員 この来場者数のカウントですが、以前は、このロゴマークのシールか何かをいただいて、胸のところに貼るとすぐはがれてしまうシールだったものですから、今回は、腕に巻くリストバンドがそうだったということなのでしょうか。 ◎西野 産業振興課長 これは、スタンプラリーということも兼ねておりまして、手に巻くものにつきましては。 ◆玉川 委員 なので、あのリストバンドの配布をもって、このカウントをしたということでよろしいのでしょうか。 ◎西野 産業振興課長 そのとおりでございます。 ◆玉川 委員 初日は、開会式のところから行ったので、あのリストバンドはもらわなかったので、ちょっと初日はわからなかった。2日目に行ったときにリストバンドをもらって、なるほどと思ったのですが。  それで、一緒にまさに回遊のいろいろな案内があったのですが、実は、ちょっと意味がわからなかった。ちょっとよく読めなかったというのもあるのですが、リストバンドを持って行きましょうというところで、何かスタンプしていきましょうみたいになったのですが、ちょっと何かわかりにくかったかなというのがあったのですが、その辺は、どうですか。 ◎西野 産業振興課長 あのリストバンドは初の試みだったのですが、なかなかちょっとわかりにくい部分も確かにございました。  これは、もう来年度に向けて、改善していかなければいけない最大の点だと考えています。 ◆玉川 委員 要は、渡されて、どうすればいいのだろうという、簡単にナビではないですけれども、これはこうやるのですよという方が、1人でも立って、ちょっとでもご案内をしてもらえると。私どもはわからなかったので、私よりももうちょっと高齢の方は、もっとわからないのかったのかなとちょっと思いましたので、何かわかりやすい工夫をぜひ、次はしてもらいたいなと。あのアイデアは、すごくいいと思いますので、ぜひとも回遊するというところと含めて、どんどん広げていっていただければと思います。要望です。 ◆田島 委員 資料42番のモニタリングの最初の、大田区産業プラザ利用者アンケート調査回答者数が、ここもちょっと抜けているようなので、教えてもらいたいのですけれども。42番、2枚目です。 ◎西野 産業振興課長 まず、2枚目から総合評価ということで、6項目にわたってありまして、まず、1ページ目の単純集計結果につきましては、回答者数でございますけれども、その下のところ、右下、233が回答者数になります。  単純集計結果、それから、クロス集計結果のnでございます。この233でございます。
     この233は、単純集計ということでございます。  それから、こちらの2ページ目の388については、複数回答をしておりますので、388と数字が大きくなってございます。 ◆田島 委員 ちょっと戻るのですけれども、地域力推進部の資料19番、先ほどの大田区区民活動支援施設大森が、回答者数が抜けているということで、174人と今、伺ったのですが、その下のクロス集計の結果のところは、nが147になっていて、回答者数とnの数がやはり違っているので、そのnの数でいいのか。ちょっと細かくてすみませんけれども。 ○勝亦 委員長 ちょっとまた後ほど、もう1回、次回に報告してください。  次。産業経済部はいいですか。 ◆藤原 委員 資料45番の大田区版総合戦略(産業編)についてですけれども、先ほど、4番の策定にあたっての留意事項の中で、これから区内の中小事業者に話を聞くという話がありましたけれども、これは、何社ぐらい聞く予定なのですか。 ◎杉山 工業振興担当課長 現在、まだ何か所というところは、これからのスケジューリングを今、策定しているところでございますが、ヒアリングで一軒一軒回ろうと考えてございます。  ですので、たくさんではないとは思いますが、現在、さまざまな先端技術、あるいは新産業に取り組んでいらっしゃる事業者、それから、商業の関係も幾つかピックアップをさせていただき、お話を伺う予定でございます。 ◆藤原 委員 それで、戻りますけれども、3番の第1回イノベーション創造会議の中で出た意見として、「技術の実証実験ができる場を提供すべきである」と書いてあるのだけれども、これらの方は、例えば、東京都の大田区産業プラザの地下にあるさまざまなすばらしい技術がある、材料からいろいろなものを全て研究し尽くし、そこにすばらしい実証実験ができる場が、私などは、ものをつくる立場から見るとあるのだけれども、それは知らないことで、そういうことがもっと欲しいということなのか。もっと違う広い場所を提供をしてもらって、そこで下町ロケットではないけれども、そんなものをつくっていこうという意味なのか。これは、どんな意味だったのですか。 ◎杉山 工業振興担当課長 ご意見の中で、一例として話が出ていたのが、例えば、まだ、実際の道路で走ることができない、例えば、車ですとか、電気自動車ですとか、当然公道は走れませんので、例えば、そういうところが、いわゆる公道のように走れる、自走実験ができるような場所が例えばあると、その開発のスピードが上がるのではないか。そんなイメージでございます。 ◆藤原 委員 そうすると、もう大田区と言ったら、埋め立て地が、今、江東区になるのか、大田区になるのかわからないけれども、そういう場所を確保してもらいたいということなのか、ここで言っている意味というのは。あとは、空港の跡地を活用するとか。 ◎杉山 工業振興担当課長 例えば、そういうところも、そんなような実証実験の場所として使えるといいよねというご意見はありましたけれども、必ず使わせてほしいとか、そういうことではなくて、例えば、そういうところが、最初に海外から来られた方々が、最初に見る日本、最初に見る地が大田区の羽田だということであれば、そこが実証できる場所ということであれば、二重・三重の特異性が出てくるのではないかといった、本当にイメージレベルですけれども、積極的なご意見をいただいているところでございます。 ◆藤原 委員 この間、日曜日の11時過ぎから、温度計をつくっている3人しか従業員がいない、しかし、大企業にできない、すばらしい技術が大田区にあるのだというところだった、名前はわからないけれども。  私は、これを見て、ぱっと思ったのだけれども、大田区の持っている世界に通用するすばらしい技術というのは、町工場から生まれているというところが抜けている。この発想は。大企業の立場で行くから、いろいろなものがそうやって、実証実験ができる場が欲しいとか、いろいろ出るのだけれども、本当に大田区の今頑張っている皆さんのところで、どんなものができているのか、すばらしいのを含めて。  それで、私は、これを見て最後に、次のページを見て、この大田区版総合戦略策定委員の名簿とありますけれども、この中で、大田区の企業というのは何社あるのですか。 ◎杉山 工業振興担当課長 先ほど、ちょっと申し上げましたとおり、ディスコとかは、大田区の企業でございますが、これから、いわゆる区内で活動・活躍されている企業の方々にヒアリングをさせていただくということと、先ほど、申し上げたとおり、法に基づく創生に関する今回、計画をつくるということになります。  そういう意味では、区内外から、あるいは、国内外で、さらに活動・活躍されている方々にとって、大田区という場所が一体どういう場所なのか。魅力がある場所なのかというところも、かなりご議論を実はいただいているところです。  そういう意味では、区内の企業ということではなく、さまざまなところで活躍されている方々から、今回、ご意見をいただいているところでございます。  また、委員が先ほど、ご指摘をいただきましたが、実は、この委員の中のお一人が、こんなちょっと言葉を発言としておっしゃっていました。  やはり大田区というのは、非常にすぐれたいわゆる財産を持っていると。アセットという言葉を言っていますけれども、それの一つは、人だという言い方をしています。大田区にあるその人というのは、つまり技術者のことですけれども、実は、非常に優秀であり、それが羽田という玄関口、空の玄関口、国内・国内外をつなぐそこの玄関口では羽田を持っている。これは、ほかにはない優位性だという言葉をおっしゃっていただいています。  ですが、委員ご指摘のような、大田区にある町工場。町工場のある技術というのは非常に重要、そこが、まさに支えているのだという意識は、皆さん、委員の中であると私は認識してございます。 ◆藤原 委員 大きな企業は、大きな企業の役割がありますから、それはそれでやはり生かすことが必要だけれども、しかし、こういう名簿を出されて見たときに、本当に真剣に大田区の今の現状を考えて、総合戦略をつくるのに役立っているのかなと私は思うし、このビデオにもちろん書いてありますけれども、前年度行った商業・工業の調査を踏まえた、それを見て、それで、立てると言っていますけれども、やはりこういう名簿を出す場合は、半数ぐらい大田区の産業者、商業者でもいいですけれども、そういう人も入れてやらないと、言ってみれば、上のほうで決めたものを、これが大田区で今後やっていくのだよということにつながらないのかなと思って、本当にみんな大田区の産業の人たちが、そうだなと思うようなことにならないのではないかと思うのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。 ◎杉山 工業振興担当課長 繰り返して申しわけございませんが、区内の事業者の方で、活躍・活動されている方々にこれからヒアリングをしっかりとやってまいりたいと思っています。  そこでしっかりとした意見、それからエッセンスを十分に取り込んだ上で、総合戦略を策定してまいりたいと思います。まさに大田区らしい総合戦略になるように、鋭意努力してまいりたいと思っています。 ◎鴨志田 産業経済部長 お手元の委員の中でございますが、6番目に、株式会社ハイボットという会社がございます。ここは、BICあさひに入っていましたベンチャー企業が成功して、大きな企業になったという企業でございまして、まさに大田区発のベンチャーという形の企業でございます。  残念ながら、今は、大田区にはないのですけれども、非常にロボット技術のすぐれた会社でございまして、まさに大田区の中小企業のことを非常によく、ご自身が体験された、おわかりの方も委員として入っていただいているところでございます。 ◆福井 委員 資料47番、入賞案件一覧というのをいただいたのですけれども、大田区で、新製品・新技術をやっていますよね。こういった大田区が支援をすることによって、新しい技術が生まれて、こういったコンクールを受賞したという例はあるのかというのを教えてください。 ◎杉山 工業振興担当課長 申しわけございません。ちょっと今、手元に資料がないのですけれども、まさにこういった新製品・新技術を受賞することで、かなりマーケットが広がったという企業は多いと聞いてございます。 ◎鴨志田 産業経済部長 昨年度の最優秀賞をとりましたのが、大洋塗料のマスキングカラーという製品でございます。これについては、夏に選ばれましたザ・ワンダー・ファイブハンドレッドというものに選ばれまして、日本を代表するもののお土産といった扱いも受けてございます。非常に日本ばかりでなくて、世界的にもマーケットが広がりつつある製品も出ておりますので、非常にそういった面では、実績も積み重ねているコンクールであると考えております。 ○勝亦 委員長 では、続いて、環境清掃部。 ◆田島 委員 資料24番の車両なのですけれども、このラッピングというか、これは、もうこのとおり、このある写真のとおりですか。これから変えるということはないのですか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 まだ、ちょっと現物は確認していないのですけれども、こちらの図柄でラッピングのほうも発注しているところでございます。 ◆田島 委員 これだと、燃料電池車なのか、何なのかというのが、ちょっとわかりづらいというか。資料の下のほうに、区民へ意識啓発と政策のアピールということで、アピールということであれば、当然走らせて、まちなかで区民の方に見てもらって、あの燃料電池車だということが、どこから見てもわかるように、大田区の燃料電池車ですよということが、ちょっとわかるようにしないと、これだと、ただ蝶が飛んでいるだけということみたいなので、ちょっとこれは、検討したほうがいいのではないかなと思うのですが。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 申しわけございません。本日、ちょっとつけている資料が、サイドからの写真なものですから。実は、後ろの部分には、水しか出ないという水素で走る車だということ、あるいは、このラインの横に、OTAというロゴも入っております。 ◆田島 委員 ただ、やはり今、ちょっと話したとおり、どこから見てもわかるようにということで、後ろだけではなくて、横とかもやはりちょっと表示したほうがいいのではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 こちらは、区が推進していますブルートライアングルのプロジェクトということで、まず、アオスジアゲハを入れさせていただいて、ラッピングをしたところなのですけれども。ここのまずは、OTAとロゴが入る、あるいは、後部を含めて、水素で走る自動車というPRをかけているのですけれども、それ以外にまだ、多少スペース等がございますので、すぐにではないのですけれども、今後のいろいろ啓発活動にも使っていくということなので、空いているスペースに何か入れたりしながら使っていこうかということは、実は、検討の中の一つとして考えているところでございます。 ◆田島 委員 ほかの自治体とかでも、何かこういう先進的ものを導入しようとするときは、必ずすごく大書きしてあって、これでもかという形で見えるようにしてあるので、ぜひこれは、これだけ大田区が結構最初の段階で導入するということですので、ぜひ区民に対しても、周りの方に対しても、アピールをしてもらいたいと思います。 ◆北澤 委員 私も、同じように、どうせだったら黄緑色にするとか、とにかく目立つ形にして、やっているということを見せないと、いけないのではないかなと思います。  あと、1台お幾らするものなのですか。この車は。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 こちらは、経理管財課のほうが庁有車として契約しているのですけれども、1か月のリース料が12万3,444円で、60か月ということですので、トータル700万円という車でございます。 ◆福井 委員 これは、水素で燃料補給に要する時間は約3分と書いてあるのですけれども。水素ステーションは、平成28年2月に予定ですよということなのですが、その間は、大田区の中の補給できるところを用意するのですか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 現在、2月までの間は、一番近いところとして、港区の芝公園のほうで今、考えているところでございます。 ◆福井 委員 東京都としては、戦略目標を書いてあるのですけれども、大田区としての戦略目標は、燃料電池車何台というのは、持っていますか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 こちらは、現時点で水素自動車何台という計画はございません。  なかなか実は、現状としまして、この車は、トヨタのMIRAIになるのですけれども、購入自体が非常に今、困難になっておりまして、自治体向けに優先的に発注ができたので、今回、1台、導入することができたのですけれども、現在、注文しても、4年ぐらい待つということも聞いております。 ○勝亦 委員長 では、以上で、質疑を終結し、継続調査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会の日程について確認をいたします。  次回は、11月16日、月曜日、午前10時からの開会となりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、地域・産業委員会を閉会いたします。                午後3時56分閉会...